福井県は児童の国際理解教育充実へ、住民半数が外国人交流に拒否感でも

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公益財団法人の福井県国際交流協会は、小・中学校の国際理解を促進させるため、地域に住む外国人や海外ボランティア経験者が国際理解教育をサポートする「令和 3 年度 国際理解促進講座(ハローワールド)」を実施する。

このハローワールドは、県内の希望する小・中学校を主な対象として、先生との連携を図りながら、次世代を担い国際化に対応できる人材を育成するものである。ハローワールドを主催するのは公益財団法人福井県国際交流協会、事業協力を行うのは独立行政法人国際協力機構北陸センター、福井県産業労働部国際経済課、福井大学国際センターとなる。

講師は、「県内の外国籍住民」「元青年海外協力隊員などの海外ボランティア経験者」「国際理解教育に関するワークショップのできる外部講師」などが担当する。この事業の経費は、講師の謝金および交通費に関しては、公益財団法人福井県国際交流協会の規定に基づき主催団体が負担するが、その他の必要な経費については、原則として学校が負担する。

福井県国際交流協会は、学校の授業や校外学習に「ハローワールド」を取り入れてみるように呼び掛けている。

なお、福井県が実施したアンケートによると、住民約半数が外国人交流に拒否感を示していた。しかしながら、福井県としては、SDGsの理念に沿いながら2040年に目指す姿の1つとして「誰もが主役のふくい」があるとして、『児童生徒への国際理解教育の充実』を行うことを明言しており、福井に暮らす児童生徒が国際的な視野を持てるよう、異なる文化を持った人々と共に生きていく資質や能力を教育活動を通して育成していく方針を掲げている。

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