京都府は演劇を通して多文化共生について考える

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公益財団法人の京都府国際センターは、演劇を通して多文化共生について考える「多文化共生×FORUM THEATRE (フォーラムシアター)」を3月20日に開催する。

予定しているプログラムは「フォーラムシアターとは?」「多文化共生に関する課題をテーマに短い劇を考え、演じる」「演じた内容について話し合う(*演技の出来不出来を評価する趣旨ではありません)」となる。

対象は、多文化共生に関心のある者もしくは教育関係者となる。定員は20名となり、参加費は無料となる。講師は、日本語教師で、ヨーロッパで行われている異文化間教育法、社会課題解決法を日本で広めるプロジェクトを立ち上げ、中国の大学で文化人類学を専攻していた者が務める。

なお、京都府国際センターによると、フォーラムシアターとは、ブラジルの演出家アウグスト・ボアールが考えた「被抑圧者の演劇」の中の一つの手法で、社会問題などの討論・解決を目的としてヨーロッパやアメリカなどで実施されているものとなり、演技というフィクションの場で、日常生活で遭遇する可能性のある状況について考え、行動する機会があると、実際にその場に遭遇した際に自然に対応ができ、差別的言動に抵抗する力がつくということで注目されている手法であるとしている。

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