ラオスとカンボジアからの国費留学生の早期入国を認可

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画像提供:外務省(日・カンボジア外相会談の様子)
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茂木敏充外務大臣は、カンボジアとラオスに訪問し現地政府高官との間で会談などを実施し、両国間における人的交流を早期に再開させることなどに合意した。

カンボジアへの公式訪問は、8月21日から22日にかけて実施された。茂木敏充外務大臣は、フン・セン首相への表敬及び同首相主催昼食会と、日・カンボジア外相会談を実施した。これらの会談などでは、茂木大臣からは、両国間で感染再拡大の防止と両立する形で、ビジネス上必要な人材等の往来を段階的に再開していくことが重要であり、入国後14日間の自宅など待機は維持しつつ、双方向の長期滞在者の往来を可能とする「レジデンストラック」を9月上旬にも開始し、またカンボジアからの国費留学生の早期入国を認める旨を述べた。フン・セン首相からは、賛意及び感謝の意が示された。

ラオスへの訪問は、8月23日から24日にかけて実施された。茂木敏充外務大臣は、日・ラオス外相会談、トンルン・シースリット首相への表敬、日・ラオス外相ワーキングディナーを実施した。これらの会談などでは、両外相は「レジデンストラック」を9月上旬にも開始することに合意し、また入国後14日間についても行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる「ビジネストラック」についても、早期の運用開始に向けて外交ルートでの調整を加速化させることで一致した。また、茂木大臣からは、ラオスからの国費留学生の早期入国を認めることを決定した旨伝達した。

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