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河野防衛大臣とフィジー共和国のセルイラトゥ防衛・国家安全保障・警察大臣は、日フィジー防衛相テレビ会談を8月19日に開催した。
開催されたテレビ会談では、両大臣は新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、防衛当局の役割などについて意見交換を実施した。河野大臣からは、自衛隊のダイヤモンド・プリンセス号における活動に加え、水際対策強化及び市中感染拡大防止のための活動などの説明が行われた。セルイラトゥ大臣からは、フィジーにおける最新の状況・取組について説明が行われた。
両大臣は、感染症対策に関する知見等は人類共有の財産であり、国際社会で透明性をもって広く共有されるべきであることについて一致した。また両大臣は、日・フィジー外交関係樹立50周年を祝うとともに、河野大臣から、感染症の状況を踏まえつつ両国が隙のない防衛態勢を維持していくこと、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、日フィジー防衛協力・交流を継続・強化していくことの重要性を指摘した。