ASEANとICT分野の防災とサイバーセキュリティの協力へ

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日本の総務省は、第14回日ASEAN情報通信大臣会合がラオスのビエンチャンで10月25日に開催されたことを発表した。

日本政府とASEANの間では、情報通信分野における協力の意見交換などを行うことを目的として、日ASEAN情報通信大臣会合を定期的に開催している。今回は第14回目となる会合が開催されることとなった。

アセアン側の出席者は、ブルネイからはアブドゥル・ムタリブ・ユソフ交通・情報通信大臣、カンボジアからはトラム・イムテック郵便・電気通信大臣、インドネシアからはセムエル・アブリジャニ・パンゲラパン通信情報省局長、ラオスからはタンサマイ・コマシット郵便・電気通信大臣、マレーシアからはタン・チュン・ウー通信マルチメディア省副次官、ミャンマーからはタン・スィン・マウン運輸・通信大臣、フィリピンからはエリセオ・ミハレス・リオ・ジュニア情報通信技術省次官、シンガポールからはレオン・ケン・タイ情報通信メディア開発庁副長官、タイからはネウィン・チョーチャイヤティプ・デジタル経済社会副大臣、ベトナムからはグエン・タイン・フン情報通信副大臣、ASEAN事務局からはアラディン・D・リロ事務次長が出席した。会合は、山田総務審議官と主催国のラオスのタンサマイ郵便・電気通信大臣が共同議長を務め、この1年の日ASEAN双方のICT分野の協力施策を評価した。

会合では、今後1年間の日ASEAN間の協力や連携施策について、防災とサイバーセキュリティといったテーマを含めたICT分野における更なる連携の実現に向けた「日ASEAN ICTワークプラン2020」がとりまとめられ承認された。日本の総務省としては、ASEANと合意された内容に沿って、引き続きASEANとの連携強化に取り組んでいく方針である。

また、山田総務審議官はこの機会をいかして、シンガポール・ラオス・ベトナムの大臣などと会談し、ICT分野等における二国間連携の更なる強化について意見交換を実施した。

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