日本とASEANは交通分野の協力協議、平和記念公園等への視察も

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画像提供:国土交通省(前回の会議の様子)
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日本の国土交通省は、「第17回日ASEAN次官級交通政策会合」を7月17日に広島県広島市のグランドプリンスホテル広島で開催することを発表した。

日本の国土交通省では、日本とアセアンとの間における交通分野における協力枠組み「日ASEAN交通連携」に基づいて、ASEAN加盟10か国の交通担当省との間で「日ASEAN次官級交通政策会合」を毎年開催している。今年の会合に参加するのは、日本側からは岡西国際統括官と、ASEAN側からはベトナムのアイン運輸省国際協力局長とASEAN加盟国10か国の交通担当省次官などとASEAN事務局となり、外国人40人と日本人20人の合計60人程度となる予定である。

今回の議題は「現在実施中の日ASEAN協力案件の進捗状況の報告」「新規協力案件についての検討」となる。会合では、ベトナムで今年の11月に開催される予定の「第17回日ASEAN交通大臣会合」に向けて「日ASEAN交通連携」の下で実施中の協力案件の進捗状況の確認を行い、日本からは公共交通のバリアフリー施策や次世代航法システム導入を担当する航空専門家の育成等の交通分野における人材育成に向けた新規協力案件を提案する。

また、日ASEAN次官級交通政策会合が開催される機会をいかして、広島県主催による7月18日には運輸関係施設などの視察が行われる。この視察では、広島電鉄株式会社・マツダミュージアム・平和記念公園に訪問する。

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