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日本の防衛省・自衛隊は、ASEANへの人道支援・災害救援分野の能力構築支援事業として、1月28日から2月1日にかけて「第2回HA/DRに関する日ASEAN招へいプログラム」を開催した事を発表した。
防衛省・自衛隊では、ASEANへの能力構築支援事業として、人道支援・災害救援分野の支援を2016年から実施していた。昨年の2月末から3月初旬にかけても支援を実施しており、今年も同様の支援が実施されることとなった。
今回の能力構築支援事業は、『自由で開かれたインド太平洋』の維持・強化のため、日ASEAN防衛協力の指針『ビエンチャン・ビジョン』に基づく取組として、アセアンから佐官級の参加者を招へいして、大規模災害時の多国間協力に関するセミナー、机上訓練、視察を実施した。実施された場所は、防衛省と相馬原駐屯地等となる。支援対象は、ASEAN全加盟国(シンガポール・ブルネイ・タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム・ミャンマー・フィリピン・ラオス・カンボジア)とASEAN事務局であった。