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日本の海上保安庁は、「第14回アジア海上保安機関長官級会合」が10月23日から27日にかけてバングラデシュのダッカで開催される事にともない、海上保安庁長官が参加する事を発表した。
「アジア海上保安機関長官級会合」は、2004年から日本主導により開催しているものである。この会合は、アジア20か国1地域の海上保安機関長官級が参加する定期的な多国間会合であり、ASEAN加盟国からはブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムの全10か国が、その他の地域からはオーストラリア・バングラデシュ・中国・香港・インド・日本・韓国・モルディブ・パキスタン・スリランカ・トルコが参加している。
この枠組みに基づく会合は、各国の持ち回り主催により毎年開催されている。今年はバングラデシュがホスト国を務めており、14回目となる長官級会合が開催される事となった。会合の議題は、『捜索救助(インド報告)』『海洋環境保全(フィリピン報告)』『海上不法活動の予防・取締り(オーストラリア報告)』『材育成(インドネシア報告)』となっている。これらの報告をもととして地域的な国際連携強化策等を協議する予定である。