日ASEAN防衛担当大臣会合が開催、実践的な防衛協力を推進

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画像提供:防衛省
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「第4回日ASEAN防衛担当大臣会合」が10月20日に開催された。

会合の冒頭で日本の岩屋毅防衛大臣は、45年に及ぶ日本とアセアンの長い協力の歴史に触れて、この会合では日本が2016年に表明した日ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン」の現況と今後の進展について議論するとの旨を述べた。また、インド太平洋地域は多様で複雑な安全保障上の課題に直面しており、これらに対して一致協力して迅速かつ有効に対応することが求められており、日本とアセアンの間でより実践的な防衛協力を推進することが一層重要になっているとの認識を述べた。さらに、具体的な提案の一つとして、日ASEAN「プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」というアセアン全加盟国の空軍士官の日本への招へい事業を通じて空軍種間の信頼醸成を目指す計画等があるとの旨も述べた。

アセアン側の大臣からは、「ビエンチャン・ビジョン」発表後には、日アセアン乗艦プログラム、HA/DR分野に係る招へい事業、オピニオンリーダー招へい事業など様々な日ASEAN防衛協力が進展していることに対して歓迎の意が示された。また、今後もより実践的な日ASEAN防衛協力を推進することへの期待が示された。

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