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日本の環境省は、「第11回アジアEST地域フォーラム」を国際連合地域開発センター(UNCRD)等との共催で、10月3日から5日にかけてモンゴルのウランバートル市で開催した事を発表した。
第11回目となる今回のフォーラムでは、「持続可能な都市計画と開発~ESTの役割」を主なテーマとして開催された。ASEAN加盟国からはタイ・インドネシア・フィリピン・ラオス・マレーシア・ミャンマー・ベトナム・カンボジアが、その他のアジア地域の国も参加し、合計で21か国が参加した。
今回のフォーラムが開催された結果、環境省と日本から参加した専門家により日本の公共交通を軸とした都市開発等の持続可能な都市計画や交通に関する事例の紹介が行われ参加国と知識の共有を行った。また、バンコク宣言2020の目標年が2020年であるためバンコク宣言2020のフォローアップや今後の方向性に関しての意見交換を実施し日本の発言等を踏まえて、フォローアップのプロセスとともに今後の方向性はSDGsやパリ協定等の国際情勢と整合性を図ることについて各国と確認した。京都宣言に関しては、新たに12の市が署名を行い、閉会式でベトナムから第12回フォーラムはベトナムで開催するとの発表が行われた。