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静岡県は、アジアの和食料理人11人が静岡で料理技術を学ぶ「ふじのくに“和の食”国際アカデミー」を10月16日から19日にかけて開催する事を発表した。
静岡県では、静岡県産の農林水産物の海外への販路拡大の取り組みを進めている。近年では、和食が海外に注目されており、訪日外国人観光客も増加している事等を受けて、アジア地域で活躍する外国人料理人に対して、静岡県産食材の魅力や県内の一流料理人の熟練技術を学んでもらう、「ふじのくに“和の食”国際アカデミー」を開催する事を決定した。
今回のアカデミーに参加する者は、アジア諸国で鮨や日本料理の提供に従事している外国人料理人等の合計11人となる。台湾から6人、マカオから3人、浙江省2人が来日する。
予定している研修スケジュールは、10月16日に「和食技術研修【瑞松会】」「わさび田視察」「わさび収穫・加工体験」、17日に「沼津魚市場視察」「和食技術研修【ホテルセンチュリー静岡】」、18日に「杉井酒造視察」「鮨技術研修【末廣鮨】」、19日に「茶生産現場視察」「日本茶の淹れ方立て方等実践研修【おさだ製茶】」「鮨技術研修【入船鮨両替町店】」「副知事表敬・修了式」となる。
静岡県では、今回のアカデミーを通じて、料理人たちにおける静岡県産の食材の理解を深めてもらい、帰国後にはそれぞれの国で実践・普及して貰う事を目標としている。