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日本の防衛省・自衛隊は、パプアニューギニア国防軍に対して、7月15日から8月31日にかけて音楽教育を実施した事を発表した。
今回の支援は、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで実施されたものである。支援対象は、パプアニューギニア国防軍の軍楽隊員41人となり、陸上自衛官の5人が教務要員として派遣された。この支援では、軍楽隊の演奏に必要な知識・技能の更なる向上に向けて、約1か月半となる長期間に亘る音楽教育を実施し、楽器奏法や行進演奏等を指導した。今回の音楽指導が行われた事により、パプアニューギニアの軍楽隊は中級程度の合奏が可能な技術レベルに到達した。
パプアニューギニアは、APEC(アジア太平洋経済協力:Asia Pacific Economic Cooperation)の2018年における議長国を務めている。今年の11月には、パプアニューギニアでAPECの最終高級実務者会合や関連会議・首脳会議などの関連会合が開催される事に伴い、パプアニューギニア軍楽隊の音楽などが披露される予定である。なお、パプアニューギニアがAPEC議長国を務めているのは、今年が初めての事となる。