ベトナムとフィリピンで北海道産の販路拡大へ

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北海道は、急速に経済成長が進むASEAN諸国の海外需要を取り込むために、ベトナムとフィリピンにおいて北海道産の販路を拡大させるための事業を行う事を発表した。

この事業は「平成30年度 道市連携海外展開推進事業(ASEANマーケット開拓プロジェクト)」として、公募型プロポーザルとして、事業を実施する団体に業務を委託する形で実施されるものである。この事業では、北海道と札幌市が連携したうえで、北海道ASEAN事務所等を活用しながらASEAN諸国との商流の構築や活発化を図り、現地メディア等を活用するなど効果的なプロモーションを実施することにより、道産品の海外販路を拡大するものとなる。

ベトナムとフィリピンでは、それぞれ事業が分けられており、両国とも道産品の販路拡大拠点づくりに向けて、現地の百貨店・飲食店・卸売業者・商社などのバイヤーとの道内での招聘商談会を開催し、その後に現地でのレストランフェアなどによる道産食品プロモーションと百貨店などにおける道産品販売コーナーの設置並びに現地商談会を行う。また、道産品販路拡大に向けた常設コーナーの設置に向けた仕組みづくりを行い、レストランフェアの定番化や道産品販売コーナーの拠点化を目指していく。

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