北海道は中国とASEANに進出する企業を支援

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画像:北海道作成の委託業務企画提案指示書より
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北海道は、中国とASEAN地域において顕在化する環境汚染・高齢化などの社会問題を解決する技術やノウハウ・製品等を有する北海道内企業の海外展開を支援して現地進出・輸出促進を図る取り組みを実施する事を発表した。

この取り組みは「道市連携海外展開推進事業(道内技術海外市場参入促進プロジェクト)」として、公募型プロポーザル方式による随意契約により実施される。具体的に実施する業務は、『道内企業の掘り起こし及びシーズ集の作成』『本事業の対象国の市場調査やニーズ調査等の実施』『現地企業訪問・視察、商談等の実施』『国際ビジネス商談会等の開催』『フォローアップ』『報告書の作成』となる。対象国は、中国とASEAN地域となるが、ASEAN地域に関しては協議会と協議して決定した1ヶ国のみとする。

『道内企業の掘り起こし及びシーズ集の作成』では、環境・省エネや、高齢者の介護・施設運営等に係る分野に係る技術やノウハウ、製品等を有して海外展開に意欲のある道内企業の掘り起こしを行う。掘り起こしは、北海道内の6圏域(道央、道南、道北、オホーツク、十勝、釧路、根室)の地域において実施する。掘り起こしを行った道内技術等に関しては、シーズ集を作成する。シーズ集の作成に係る言語は、日本語と中国語と北海道が指定したASEAN地域の1ヶ国の言語となる。

『現地企業訪問・視察、商談等の実施』では、中国に対しては現地の3つの省以上の政府や企業等を訪問して道内技術等の紹介や工場視察等を実施する。ASEAN地域では、道内企業5社以上を同行して、道内技術等のニーズのある現地企業2社以上を訪問して道内技術等の紹介や工場視察又は商談等を実施する。

『国際ビジネス商談会等の開催』では、現地企業を招聘して道内企業との国際ビジネス商談会を開催する。参加する企業等は、中国から10社以上、アセアン地域から5社以上を招聘し、道内企業15社以上を参集して個別商談を実施する。

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