ASEANに人道支援・海洋の国際法セミナー等の支援を実施

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画像提供:防衛省(前回の日ASEAN乗艦協力プログラムの様子)
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防衛省・自衛隊は、ASEAN全加盟国を対象として、「第2回日ASEAN乗艦協力プログラム」を輸送艦「おおすみ」艦上で5月10日から15日にかけて実施する事を発表した。

日本政府は、2016年11月16日にラオスのビエンチャンで開催された第2回日ASEAN防衛担当大臣会合において、日アセアン防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン~日ASEAN防衛協力イニシアティブ~」を日本独自のイニシアティブとして表明していた。このイニシアティブはアセアン各国から歓迎されたために、日本政府はこのイニシアティブに基づいた各種支援を実施しており、新たな支援プログラムが実施される事となった。

今回のプログラムが実施される場所は、インドネシア共和国周辺海域からマレーシア周辺海域上の輸送艦「おおすみ」艦上となる。今回はアセアン全加盟国から参加者を招へいしたうえで、「法の支配」貫徹のための国際法の認識共有や海洋安全保障に係る能力向上支援及び相互理解・人的ネットワーク構築の促進を図り、もって地域の安定に寄与することを目的としている。具体的には、人道支援・災害救援分野及び海洋に関する国際法分野のセミナー、各種訓練の見学、体験搭乗等を実施する予定である。

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