アジア・大洋州のがん放射線治療促進会合が開催

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画像:IAEAのHPより
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国際原子力機関(IAEA)は、「アジア・大洋州地域におけるがんの放射線治療プロジェクト」の第1回会合を5月14日から18日にかけて群馬大学で開催する。

この会合は、群馬大学の重粒子線医学研究センターの協力のもとで、「原子力科学技術に関する研究・開発・訓練のための地域協力協定(RCA)」の活動の一環として実施されるものである。RCAは、IAEAの活動の一環としてアジア・太平洋地域の開発途上国を対象とした原子力科学技術に関する共同の研究・開発・訓練の計画等を、促進・調整することを目的としている協定である。加盟国は、ASEAN加盟国等の合計22カ国である。この枠組みに基づいた、がんの放射線治療プロジェクトを促進させるための会合が新たに開催される事となった。

この会合では、各国の放射線治療学会の能力強化を通じてアジア・大洋州地域における放射線治療の持続的な発展の基盤作りを目標としている。会合には、このプロジェクトの全体統括者である群馬大学副学長の他に、IAEA事務局やRCAの活動に参加しているアジア・大洋州地域の22か国のうち18か国から専門家が参加する予定である。

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