第8回アジア太平洋保障措置ネットワーク年次会合が開催

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画像提供:外務省
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アジア太平洋地域における国際原子力機関(IAEA) の保障措置に関わる関係者らが情報共有や協議を行う『第8回アジア太平洋保障措置ネットワーク年次会合』が韓国・釜山で開催された。

アジア太平洋地域に属する各国では、IAEAの保障措置に関わる関係者などが一堂に会し知見の共有や意見交換を行う場として『アジア太平洋保障措置ネットワーク(APSN)』の枠組みを2009年に設立していた。この枠組みに基づく会合が定期的に開催されており、第8回となる会合が新たに開催される事となった。

今回の会合は10月30日から31日まで開催された。アセアン加盟国からはカンボジア・タイ・インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・フィリピン・ラオスの8カ国が参加し、他の地域からはオーストラリア・カナダ・モンゴル・ネパール・スリランカ・韓国・米国などが参加した。日本政府からは、外務省・原子力規制庁や関係団体の保障措置業務責任者等が出席した。

会合では、参加国から国内保障措置の実施状況が紹介され、様々な課題に関して話し合いが実施された。日本政府からは、日本におけるIAEAの保障措置の実施状況や各国向け能力構築トレーニングの内容等について説明を実施した。

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