APECビジネス諮問委員会の日本委員にみずほ銀行の取締役会長が任命

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画像提供:外務省(昨年の「APEC首脳への提言」の安倍総理への手交の様子)
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日本のメガバンクの一つである株式会社みずほ銀行は、首相官邸で安倍晋三内閣総理大臣から、取締役会長の林信秀氏が「APECビジネス諮問委員会(ABAC)」の日本委員に任命された事を発表した。

APECビジネス諮問委員会(ABAC)とは、経済規模で世界全体のGDPの6割・世界全体の貿易量の約5割を占めるアジア太平洋地域の21の国と地域が参加する経済協力の枠組みであるAPECにおける唯一の公式民間諮問団体である。このABAC設立が決定されたのは、1995年のAPEC大阪会合となり、翌年の1996年から活動を開始していた。

このABACは、APEC首脳の指名を受けた各国・地域の委員で構成されている。ABACは、この地域における貿易や投資の枠組みのあり方を、ビジネス界の観点から首脳・閣僚に政策提言を行うことが期待されており、毎年秋に開催されるAPEC首脳会議に向けて提言『APEC首脳への提言』を提出している。

ABAC委員は、APECに参加する各国・地域からそれぞれ3人を超えない範囲で首脳により指名されることとなっているため、今回の任命が行われる事となった。みずほでは、海外市場における豊富な経験と充実したグループネットワークを通じて、APEC地域の持続可能な経済発展の実現に向けて貢献していく方針である事を表明している。

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