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日本の外務省は、スポーツ外交推進事業としてネパールに柔道指導者5名を9月11日から19日まで派遣した事を発表した。
日本政府では、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催に向けて、海外とスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」を実施している。この事業の一つとして、ネパールへの柔道指導者派遣事業が実施された。
派遣された柔道指導者5人は、現地の首都カトマンズでネパールのナショナルチーム・ネパール警察・現地柔道団体・若手柔道選手等に指導を実施した。また、青年スポーツ大臣やネパールオリンピック協会会長とも懇談等を実施し、多くのスポーツ関係者・政府関係者と親睦を深めた。
派遣された柔道指導者達からは「日本からの指導継続も要請され、現地の選手たちのお辞儀をする姿勢も美しく礼節もしっかりしていて印象的でした」「日本では考えられないような厳しい環境に置かれている子供たちと出会い一緒に柔道をし、柔道が彼らの希望であり続けられるよう連盟職員として出来ることをやり続けていきたい」等の声が挙がっていた。
受講者した人達からは「日本の指導員のネパール訪問は、選手やコーチにとって素晴らしい学びの機会となりました」「柔道の技を教えて頂き大変勉強になりました」等の感謝の声が挙がっていた。