日・ASEAN保健大臣会合が初開催

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画像提供:厚生労働省(第6回ASEAN+3保健大臣会合の様子)
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日本の厚生労働省は、アセアン諸国との間でユニバーサル・ヘルス・カバレッジや高齢化問題などに関する協力方法を協議する事を目的として「日・ASEAN保健大臣会合 ~ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)と高齢化~」を7月15日に開催する事を発表した。

日本政府では、全ての人が適切な健康増進・治療・予防・機能回復に関するサービスを支払い可能な費用で受けられる事を目指す、いわゆる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の取り組みを進めている。このUHCをASEAN各国に紹介するとともに、アセアンとの間における連携を模索するために、アセアンと日本との枠組みでは初めてとなる保健大臣会合が開催される事となった。

「日・ASEAN保健大臣会合」には、アセアン10カ国の全て(インドネシア・マレーシア・ラオス・ミャンマー・ブルネイ・フィリピン・カンボジア・シンガポール・タイ・ベトナム)が参加する予定である。日本政府からは、塩崎恭久厚生労働大臣が参加する。また、ASEAN事務局・WHO・世界銀行(WB)・アジア開発銀行(ADB)等も参加する予定である。

予定されている議題は、「持続可能な UHC の達成」と「コミュニティにおける統合ケアの推進」をテーマとしたディスカッションが実施される。基調講演も実施され、共同宣言も採択される予定である。また、日本の制度を紹介するために聖路加国際大学公衆衛生大学院特任教授と国立長寿医療研究センター理事長が専門家として参加する予定である。

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