PKO多国間共同訓練に日本やASEANが参加

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画像提供:陸上自衛隊(昨年の開会式の様子)
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日本の陸上自衛隊は、国連平和維持活動(PKO)に係る各種能力の維持・向上を図り参加国との相互理解の促進や信頼強化を図る事等を目的として、モンゴル国のファイブ・ヒルズ訓練場で開催される「多国間共同訓練カーンクエスト17」に7月23日から8月5日の日程で参加する事を発表した。

多国間共同訓練カーンクエストとは、アメリカとモンゴル政府の共催により2003年から開始されていた多国間軍事演習である。この演習は、当初は軍事演習としての枠組みであったが、PKO活動に関する訓練を行う枠組みに変更となった事から、毎年開催され参加国も増加していた。日本の陸上自衛隊は、2009年から参加を開始している。

今年の共同訓練には、東南アジア諸国連合(ASEAN)からは、ベトナム・インドネシア・マレーシア・カンボジア・フィリピン・シンガポールの6カ国が参加する。アセアンから参加しないのは、ブルネイ・ミャンマー・ラオス・タイの4カ国のみとなる。他の地域の参加国は、イタリア・オーストラリア・パプアニューギニア・バングラデシュ・コロンビア・フィジー・フランス・ドイツ・ハンガリー・インド・モンゴル・ネパール・スリランカ・タジキスタン・ニュージーランド・カナダ・英国・米国・日本・韓国・中国となる。合計で27か国から約1000人集まる。

陸上自衛隊から参加する人員は、教官要員として中央即応集団7人、訓練小隊として中央即応集団35人、研修者として陸上幕僚監部等の4人となる。

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