三菱自動車はアジアでの生産を強化

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画像:三菱自動車のHPより
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三菱自動車は、今後は東南アジアを中心としたアジア地域における生産を強化していく方針であることを、5月9日に実施した決算発表の際に明らかにした。

三菱自動車の2016年度の小売り台数実績は、世界全体で92万6千台となる。アジア地域は31万5千台となり、全体の1/3を占めている。東南アジア地域(ASEAN)に限定した場合でも20万6千台を販売しており、全体の1/5以上を販売している計算となる。日本国内の販売台数が8万台となり、北米(アメリカ・カナダ)の販売台数が13万8千台となることからも、アセアン地域における販売が最大となっている。

2017年度の小売り台数見通しは、世界全体で102万9千台としている。アジア地域は38万9千台となり、引き続き全体の1/3を見込んでいる。アセアン地域においては、25万5千台と見積もっており、1/4程度の見積もりとなっている。

ASEAN地域で実施している主要施策としては、インドネシアでは4月から新工場を稼働させている。この工場は、敷地面積が30ヘクタールとなり、生産能力が年間で16万台となる。生産している車種は、「パジェロスポーツ」と小型MPV「COLT L300」となる。また、フィリピンでは5月からミラージュの生産を開始している。

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