住友商事が三井物産からタイ・ベトナム等の自動車用鋼管事業の株式取得

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総合商社である住友商事株式会社は、三井物産株式会社から四輪・二輪用鋼管製造・販売会社であるタイの「タイ スチール パイプ インダストリー(Thai Steel Pipe Industry Co., Ltd)」ベトナムの「ベトナム スチール プロダクト(Vietnam Steel Product, Ltd.)」アメリカの「シーモア チュービング(Seymour Tubing Inc.)」の株式を取得した事を発表した。

日本の人口は減少しているが、世界的には人口が増加しており、自動車の生産台数は今後も堅調に伸びるとみられている。また、自動車の軽量化ニーズの高まり等を背景として、自動車用鋼管の需要拡大も見込まれている。そのため住友商事では、世界的に自動車用鋼管市場を獲得する事等を目的として、2016年7月に海外造管事業、溶接管・シームレス鋼管の輸出ビジネスと国内ビジネスを一つの組織にまとめたメカニカル鋼管事業部を新たに設立していた。

住友商事は、この自動車用鋼管市場のネットワークを拡充させる事等を目的として、三井物産から新たにタイ・ベトナム・米国の企業の株式を取得する事を決定した。この3社は自動車部品の材料として使われる自動車用鋼管の製造・販売を行っている。この株式取得により、米国拠点を既存のネットワークに加えるとともに、北米の自動車マーケットにおける戦略的取り組みを強化していく方針である。

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