東ティモールの大統領が来日

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画像提供:外務省(ルアク大統領の写真)
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東ティモールのタウル・マタン・ルアク大統領が13日から16日までの日程で実務訪問賓客として来日し、安倍晋三内閣総理大臣との会談およびに夕食会を実施する予定であることを、菅義偉官房長官は8日の定例記者会見において発表した。

東ティモールは、現在はまだ東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟していないが、参加する方針であることを表明している。他のアセアン加盟国(インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、カンボジア、タイ、ラオス、ベトナム)も、概ね承認していることからも参加への大きな障害は無いが、アセアン経済共同体(AEC)が昨年末に設立された事に伴い、事務手続きなどが進んでいなかったことから、加盟への手続きが進んでいなかった。アセアン事務局の発表によると、現在は東ティモールの加盟手続きは順調に進められているとしているが、明確な加盟日は発表されていない状況である。

訪日した東ティモールのルアク大統領とは、安倍総理は会談およびに夕食会を実施し、天皇皇后両陛下が大統領及び同令夫人と御会見を行う予定である。菅義偉官房長官は、日本と東ティモールは基本的価値を共有する友好国であり、日本は独立以前から一貫して東ティモールの国づくりを支援していたこともあり、今後も両国の関係強化と一層の発展を目指していきたいと述べた。

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