日本のハロウィン普及にアセアン各国から驚きの声が挙がる

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日本では近年に急激にハロウィンに関するイベントが実施されており、これらのイベントが実施されている事がアセアン各国において報じられている。また、日本に在住しているアセアン地域の人々からは、日本で急激にハロウィンに関するイベントが実施されていることにたいして、疑問と驚きの声が挙がっている。

当編集部にて日本に在住するアセアン地域の人々に、日本のハロウィンに関する感想をインタビューしたところ、アセアン各国ではそれぞれ信仰する宗教や風習が異なることなどから、日本のハロウィンに対しては以下の通り賛否両論となった。

【賛成の声】
「私は日本に来てから初めてハロウィンの存在を知りました。他人を傷つけずに華やかに祝うことは何のイベントでも良い事だと思うので、ミャンマーでもハロウィンが普及すれば良いと思います。」(ミャンマー人)
「シンガポールでも最近は徐々にハロウィンを祝う人が増えています。シンガポールのイベントも日本と同様に宗教的・民族的な意味はほぼないので日本のハロウィンにも特に違和感はありません。でも、何故ここまで急激にイベントが増加したのでしょうか。」(シンガポール人)
「私の祖国でもハロウィンは実施されており、日本のハロウィンとは祝い方や雰囲気が異なるが特に違和感はありません。何故日本で急激に普及したのかは分かりませんが。」(フィリピン人)
「日本でハロウィンが普及することには賛成です。ただ、日本でハロウィンを祝っている人は起源を把握しているのか疑問ですが。」(フィリピン人)

【反対の声】
「日本の人々は仏教徒の人達ばかりだったと思っていたので、異なる宗教・民族のイベントが実施されていることに驚きました。仏教徒が他宗教のイベントを祝うのはあまり良く無い事だと思います。」(ベトナム人)
「ベトナムでは若者のごく一部がハロウィンを祝っているだけで一般的には普及していません。特に年配の仏教徒の人達の間では、容易に他の民族・宗教のイベントを祝うことを良しとしないので、この日本のハロウィンを見ると不快感を覚えると思います。」(ベトナム人)
「仏教徒が異なる民族・宗教のイベントに参加するのは良くないと個人的に思います。日本はクリスマスなども祝うので少し変わっている国だとは認識していましたが、このハロウィンには正直抵抗を覚えます。」(ミャンマー人)
「私自身が宗教などにあまり興味がないのでこのイベントにはそもそも関心がありません。日本のハロウィンも商業的な意味合いで促進されているのが分かるので、私自身は特に参加しようと思いませんし、この様な形でイベントが実施されるのは健全なやり方ではないと思います。」(シンガポール人)

【どちらでもないという声(興味が無い)】
「タイでも田舎の一部では仮装するお祭りは実施されていますが、ここまで大規模に実施されているものではないので正直驚いています。仏教徒でありハロウィンを祝う習慣の無い私には関係無いので特に何とも思いません。」(タイ人)
「ハロウィンの存在は知っていましたが、ムスリムの私達にとっては関係ないので興味がありません。インドネシアではイスラム教以外を信仰する人も多いため、基本的には他宗教・他民族への批判を行いません。そのため、インドネシアのムスリムの人々は日本のハロウィンを見ても良かれ悪かれ何とも思わないのではないでしょうか。」(インドネシア人)

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