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H3ダイナミクスとブイキューブ・ロボティクスが提携し、テレロボティクス・ベースステーションのドローンボックスを日本で展開
- インターネット接続したドローン・ステーションが、サービスとしてのドローンに革命をもたらす
- 複数の企業と自治体が初の導入を検討
シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シンガポールのH3ダイナミクスは、当社のドローン導入ベースステーション「ドローンボックス(DRONEBOX)」を日本で展開するために、日本のテレロボティクス企業であるブイキューブロボティクス・ジャパン(VRJ)と戦略的提携を締結しました。
VRJは農業、資産点検、セキュリティー、災害救助、遠隔医療支援など、多数の用途向けに完全自律型ドローンの導入ソリューションを提供する計画を立てており、H3ダイナミクスとの提携もその一環となります。
VRJは当初、H3ダイナミクスのドローンボックスをいくつかの県や市で導入します。これには、日本各地で試験的なドローン技術を導入するために、“国家戦略特区”として指定された地域も含まれています。
VRJはさらに、ドローンボックスを日本で複数の大企業に提供します。これらの企業はVRJのドローンサービスを、大規模な太陽光発電所、鉄道、化学工場、道路事故の検査を含む、さまざまな用途で利用する計画です。
H3ダイナミクスのTaras Wankewycz最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「この画期的な提携により、当社のテレロボティクス・システムのドローンボックスを初めて大規模に、全国展開できます。当社事業をシンガポールから世界へと一貫して拡大する中、今後数カ月間は日本のブイキューブロボティクス・ジャパンと密接に連携します。」
シンガポールで設計・製造されているドローンボックスは、ドローンと産業用IoTをつなぐ自動充電式のドローン導入システムで、複数の垂直産業のエンドユーザー向けに設計された非常に専門的なデータ分析サービスを多数統合しています。
主要な用途として、リソース割り当ての改善と最適化、予知保全、安全・保安などがあります。ベースステーションはインターネット接続が可能なほか、太陽光と先進的な燃料電池によるハイブリッド電力技術を利用して、電力網から独立しているため、非常に人里離れた場所など、配備する場所を選ばず、オンデマンドで操作できます。
東京に本拠を構えるVRJは、日本有数のビジュアルコミュニケーションおよびテレサービス企業ブイキューブの子会社として、2015年10月に設立されました。VRJの使命は、ブイキューブの市場における成功を基に、日本を先導するテレロボティクス・サービスプロバイダーになることです。出村太晋代表取締役社長は、次のように語っています。「当社とH3ダイナミクスは同じビジョンを共有しているので、H3ダイナミクスのドローンボックス・ソリューションを日本各地のお客さまのために展開することに、大きな期待を感じています。VRJは本提携により、革新的で高度なドローンのプラットフォームおよびソリューションを、市場で迅速に実現できる確かな機会を手に入れることになります。とりわけ、高度なビジュアルコミュニケーション技術と自律型ドローン導入技術を提供するまたとない機会になるでしょう。」
H3ダイナミクスは、10月11~12日にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズの展示ホールで開催されるクラウド・エキスポ・アジア(ブースO-32)でドローンボックスを展示します。
H3ダイナミクスについてwww.h3dynamics.com
クラウドロボティクスの世界的リーダーとして急速に頭角を現しつつあるH3ダイナミクスは、産業用モノのインターネットにおける機能拡大に傾注しています。当社はロボティクスのハードウエアとソフトウエアを網羅したフルスタック企業として、無人システムや無人センサーに応用される先進的エネルギー貯蔵システムから、ネットワーク接続したロボット車両、IoT、成果重視の分析ソフトウエアソリューションまで、幅広い業務を手掛けています。H3ダイナミクスは9月にインテルIoTソリューションズ・アライアンスに参加したほか、最近、2016年IoT&クラウド革新アワードの最終候補者に選定されました。
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