ISACAがシンガポールでCSXカンファレンスを初開催し、サイバーセキュリティーの専門家に指導と研修を提供

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米イリノイ州ローリングメドーズ--(BUSINESS WIRE)----(ビジネスワイヤ)-- 世界的なIT/サイバーセキュリティー協会のISACAは、2016年11月14〜16日にシンガポールで初のCSX 2016アジア太平洋カンファレンスを開催します。ISACAは、組織がサイバーセキュリティー分野に適性を持つ人材を育成し、個人がサイバー分野でキャリアを積むことができるように、サイバーセキュリティー・ネクサス(CSX)を開発しました。ISACAが昨年、CSXの一環として北米でカンファレンスを初開催したところ完売したため、今年はアジアと欧州にも拡大することにしました。


CSXアジア太平洋には、下記を含む著名な基調講演者が参加します。

  • リチャード・クエスト氏: CNNインターナショナルのニュースアンカーで、「クエスト・ミーンズ・ビジネス」の司会者
  • アシュカン・ソルタニ氏:米国連邦取引委員会の前チーフテクノロジスト
  • エディー・シュウォルツ氏:ホワイト・オプスの社長兼最高執行責任者(COO)
  • グレッグ・ウィリアムズ氏:ワイヤード誌の副編集長

CSX 2016アジア太平洋は、サイバーセキュリティーの実践的なソリューションと指針にテーマを絞り、参加者が動向や脅威について検討し、詳細な知見を交換するとともに、所属企業の防御に秀でるための方法を学べるようにします。セッションを4トラックで用意し、2つの複雑性レベルを設けます。

最近の調査によると、サイバーセキュリティーはシンガポールで優先度の高い課題となっています。シンガポールのサイバーセキュリティーエージェンシー(CSA)は、基幹的なインフラストラクチャーと重要な産業分野でサイバーセキュリティーの即応体制の強化に傾注していますが、敵対勢力は永続的な攻撃を真正面から真剣に仕掛けています。マンディアントの最近の報告書は、アジアの企業が世界の他の地域よりもハッカーの標的になる可能性が80パーセント高いことを明らかにしています。加えて、有能なサイバーセキュリティーの専門家が世界的に不足していることが、状況をますます困難にしています。

ISACA理事でメルクのアソシエートディレクターのレナード・オング(CISA、CISM、CRISC、CGEIT)は、次のように述べています。「サイバー攻撃が最上位の技術リスクとして現れており、高度なスキルを備え、知識が豊富な専門家が緊急に必要とされていることに関心が集まっています。ISACAは、CSXアジア太平洋などのカンファレンスを含むCSXを通じて、サイバーセキュリティーの実践者とリーダーの世界的な人材プールを形成し、組織が強固なサイバー戦力を創出して、サイバー脅威との継続的な戦いにおいて保護・防御できるように支援しています。」

CSX 2016アジア太平洋では、新たにCSXサイバー・チャレンジも実施します。これは、倫理的ハッキング、コンピューターネットワークの防御、コンピューターフォレンジックスなどの分野で、参加者のサイバーセキュリティースキルを試す革新的なオンラインコンテストです。またISACAの「女性技術リーダー交流プログラム」では、人脈作りのための特別イベントも提供します。

CSXアジア太平洋には、www.isaca.org/csx-asia-pacificから登録できます。カンファレンスの出席者は最高32のCPE単位を取得できます。CSXの指導、研究、ツール、認定に関する詳しい情報については、https://cybersecurity.isaca.orgをご覧ください。

ISACAについて

ISACA®isaca.org)は、世界中の専門家が進化するデジタルの世界で、技術のプラスの可能性を実現できるように支援しています。業界有数の知識、基準、資格認定、教育を提供し、専門家が自信を持ち、脅威に対応し、革新を推進して、所属組織でポジティブな勢いを生み出せるような方法で、技術を応用できるようにしています。1969年に設立されたISACAは、世界187カ国で14万人の会員と認定保持者を擁する国際的な非営利団体です。

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