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パナソニックKWNグローバルコンテスト2015 グランプリはタイの作品が受賞
KWNグローバル表彰式を初めて東南アジアで開催
大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パナソニック株式会社は、シンガポールにて、現地時間8月26日15時より「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルコンテスト2015」の表彰式を行いました。本年は、タイのモントフォートカレッジ校の作品「Blind’s Diary」がグランプリに選ばれました。
【動画】KWNグローバル表彰式
http://channel.panasonic.com/jp/contents/16254/
https://www.youtube.com/watch?v=z7F-T7Hcy34
【写真で見る】KWNグローバル表彰式
https://plus.google.com/photos/102894371789579256396/albums/6187246327256618897
表彰式には、最終審査に残った7校の代表が集まり、グランプリの他にベストコンセプト賞などの各部門賞が発表されました。最終ノミネート7校の作品は、ソーシャルネットワークを通じた交流と影響、震災について、地域や家族との交流などを取り上げています。
グランプリを受賞したタイのモントフォートカレッジ校の作品は、視覚障害の少女が一般的な学校に通いながら、他の生徒に負担をかける自身の気持ちを感じつつも学校生活を乗り越え、友人の支えの中で自分を受け入れ、学業を達成する姿を描いた、実話に基づくストーリーです。多様性のある社会で、共に支え合い、夢を叶えてゆくという、強いメッセージが感じられます。
KWNはパナソニックが次世代育成支援活動の一環として、世界各地の小中学校を主な対象にビデオ機材を提供し、ビデオ制作を通じて子ども達の創造性や表現力を育成する教育支援プログラムです。1989年に米国で始まったKWNは、これまで、延べ17万5千人以上、年間5千人の子ども達や先生が参加しています。今年は、世界19の国と地域から553校が参加しました。
今回のKWNグローバルコンテストは初めて東南アジアで行われ、シンガポール建国50周年にちなみ開催されました。表彰式には、パナソニック株式会社 東南アジア・大洋州総代表の西田亨のほか、シンガポール政府からHawazi Daipi氏、国際オリンピック委員会からSer Miang NG氏、国際パラリンピック委員会からDuane Kale氏、オリンピック放送機構からMark Wallace氏が出席しました。
パナソニックがオリンピックならびにパラリンピックのワールドワイド公式パートナーであることから、来年度のKWNグローバルコンテストは、これまでの「環境」と「コミュニケーション」の2つのテーマに、「スポーツ」を加え、次世代の子どもたちのスポーツに対する興味を広げていきます。
▼KWNの公式WEBサイトでは、今回の最終ノミネート7作品がご覧頂けます。
KWNグローバルコンテスト2015特設サイト
http://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/contest2015/
●【受賞作品一覧】 KWN2015グランプリノミネート7作品概要 |
※国名/五十音順 |
|||
賞 | 国/学校名 作品タイトル | 作品テーマカテゴリー/内容あらすじ | ||
グランプリ
& ベスト・コンセプト |
<タイ>
Montfort College (モントフォートカレッジ校) |
コミュニケーション:
視覚障害の少女が一般的な学校に通いながら、他の生徒に負担をかける自身の気持ちを感じつつ学校生活を乗り越え、友人の支えの中で、自分を受け入れて学業を達成する作品。 |
||
Blind’s Diary
(ブラインド・ダイアリー) |
||||
ベスト・
エディティング |
<アメリカ>
Val Verde High School (ヴァル・ヴェルデ校) |
コミュニケーション:
思春期の女学生がSNSで出会った同年代の異性に夢中になる中でミステリアスな体験に遭遇。多くのティーンが SNS交流サイトに夢中となっている危険な現状を問いかける作品。 |
||
FACE TO FACE
(SNSの向こう側) |
||||
クリエイティブ
メディア |
<シンガポール>
Clementi Town Secondary School (クレメンティタウン中学校) |
コミュニケーション:
ソーシャルメディアについて、学生や大学教授を取材し、 価値観や使い方について調査を実施。ソーシャルメディア依存を問題視する。アニメーションと実写を組合せた作品。 |
||
Social ME-dia
(ソーシャルメディアどう使う?) |
||||
ベスト・ |
<中国>
Beijing Haidian Wanquan Primary School (北京カイデン・ワンチュエン小学校) |
コミュニケーション:
母親をなくした少女が父親と義母と義妹と暮らしている。 家族の中で彼女が誕生日を祝ってもらえず過ごしていた。 子どもにとって家族の愛情が大事なことを訴えた作品。 |
||
Happy Birthday
(ひとりだけの誕生日) |
||||
ベスト・
ウィットネス |
<ドイツ>
Secondary School Isernhagen (イーザーンハーゲン中学校) |
コミュニケーション:
旅を続けながら暮らすサーカスのファミリーを取材した ドキュメンタリ作品。彼らの生活、子ども達の姿、舞台裏を取り上げ、普通の人々と違うサーカスの人々の生き方に 迫る。 |
||
Living Differently - Circus Mulan
(サーカス一家の日常) |
||||
グローバル
シチズン |
<日本>
Nakoso 1st Junior High School (福島県いわき市立勿来第一中学校) |
コミュニケーション:
4年前の東日本大震災の影響が残る福島。被災地に生きる中学生が、東京でのチャリティ・リレーマラソンへの参加、福島支援活動を通し、人と人とのつながりの大切さを学ぶ作品。 |
||
Run! Nako-ichi Run!... for Fukushima
(走れ!ナコイチ ~故郷のために~) |
||||
コンテンポラリー |
<マレーシア>
Benoni Secondary School Papar, Sabah, Malaysia (ベノニ中学校) |
コミュニケーション:
十代の少女がセルフィに毎日時間をかけて中毒になっていく。ある事をきっかけに彼女の性格が豹変し事件が起こる。写真ではなくありのままの自分を受け入れるべきと 訴える。 |
||
JUST CLICK IT
(セルフィーシンドローム) |
||||
●「KWN」とは
KWNは1989年にパナソニックの米国現地法人が米国の公立小中学校を対象にビデオ撮影と編集機器を提供し、子どもの視点でニュースを制作するという教育プログラムとしてスタートしました。その後グローバルに展開し、現在では世界の19の国と地域から553校が参加しています。
KWN活動の狙いは、ビデオ制作を通じて子ども達の創造性と表現力を育てる事にあると同時に、環境問題や地域社会の問題などを取り上げる中で、子ども達の社会意識が高まり、作品制作過程を通じてチームワークが育まれるといった教育的価値も現場から報告されています。さらに、世界に広がるKWN参加校のネットワークを生かして、参加校同士の国際交流も活発化しています。
※参加国:全19の国と地域(国名は五十音順) |
||
北米 | アメリカ合衆国、カナダ | |
中南米 | チリ | |
欧州 | オーストリア、スロバキア、チェコ、ドイツ | |
中近東 | アラブ首長国連邦、イラク、レバノン | |
アジア |
インドネシア、シンガポール、タイ、中国、日本、ベトナム、香港、
マレーシア |
|
オセアニア | ニュージーランド | |
関連リンク
・KWNを含めたパナソニック次世代育成支援プログラムサイト
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child.html
パナソニック 最新ニュース: http://news.panasonic.com/jp/
Contacts
パナソニック株式会社
グローバルコミュニケーション部 メディア推進室
電話:03-3574-5729
このリリースはビジネスワイヤからの提供を受けて掲載しています。
リリース内容については、それぞれの発表元企業にお問い合わせください。