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AWS、マレーシアでインフラストラクチャリージョンを立ち上げへ
AWSリージョンにより、お客さまはマレーシアでワークロードを実行し、データを安全に保管しつつ、さらに低遅延でエンドユーザーにサービスを提供可能に
新リージョンは、マレーシアと東南アジア全体における高いクラウドサービス需要に応えるためのAWSの取り組みを反映
AWSは2037年までに60億ドル(約255億マレーシアリンギット)のマレーシアへの投資を計画
シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)傘下のアマゾン ウェブ サービス(AWS)は本日、マレーシアにAWSインフラストラクチャリージョンを開設する計画を発表しました。この新しいAWSリージョンは、デベロッパー、スタートアップ企業、起業家、大企業のほか、政府、教育機関、非営利団体に対して、マレーシアにあるデータセンターからアプリケーションを実行してエンドユーザーにサービスを提供するためのより広範な選択肢を提供します。AWSは、この地域へのコミットメントの一環として、2037年までに60億ドル(約255億マレーシアリンギット)をマレーシアに投資する計画です。AWSグローバル・インフラストラクチャーの詳細情報については、aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructureをご覧ください。
マレーシアのダトゥク・セリ・アンワル・イブラヒム首相は、次のように述べています。「AWSは、マレーシアにおいてこれまでで最大の国際的な技術投資を行うことを約束し、高度な技術を持ち革新的で豊かで持続可能な経済というマレーシア・マダニの構想を推進することになります。世界トップクラスのAWSインフラストラクチャー、先進技術、クラウドスキル・プログラムへのアクセスがマレーシアにもたらされることは、あらゆる規模の地元企業が世界規模で事業を展開する機会を創出し、高度なスキルを持つ労働力を育成し、新しい雇用創出に拍車をかけ、長期的な経済成長を実現するでしょう。本日の発表は、世界的なデジタル経済におけるマレーシアのリーダーシップを支持するものであり、私たちは、AWSとの協力関係を深め、マレーシアのクラウドファーストの目標を推進することを楽しみにしています。」
AWSのインフラストラクチャー・サービス担当バイスプレジデントのプラサド・カリャナラマンは、次のように述べています。「新しいAWSリージョンは、マレーシアの顧客や組織に対する当社の深く長期的な取り組みと、東南アジア全体のクラウド・サービスに対する大規模で急成長する需要に対応する当社の取り組みを反映しています。AWSのクラウド・インフラストラクチャーで利用できる最高レベルのセキュリティーと信頼性で、マレーシアのデジタル変革を支援できることを誇りに思います。私たちは、マレーシアの機関や新興企業、企業が、クラウドを活用したアプリケーションを提供し、マレーシアの経済発展を促進し、データセンター周辺のコミュニティーで雇用創出や技能訓練、教育機会を促進できるように支援することを楽しみにしています。」
この新しいAWSリージョンは、開設時は3つのアベイラビリティーゾーンで構成され、世界の31の地理的リージョンにある既存の99のアベイラビリティーゾーンに加わります。また本日、カナダ、イスラエル、マレーシア、ニュージーランド、タイにおいて、さらに15のアベイラビリティーゾーンと5つのAWSリージョンの開設計画が発表されています。AWSリージョンはアベイラビリティーゾーンで構成されています。アベイラビリティーゾーンは、明確に異なる地域にインフラストラクチャーを配置するもので、距離が十分に離れているため、単一事象が顧客の事業継続に影響するリスクを大きく減らすことができます。逆に、複数のアベイラビリティーゾーンを使用する高可用性アプリケーションで低遅延を実現できる程度に近接して設けられています。各アベイラビリティーゾーンは独立した電源、冷却装置、物理的セキュリティーを備え、冗長な超低遅延ネットワークで接続されています。高可用性を重視するAWSのお客さまは、複数のアベイラビリティーゾーンで複数地域にわたってアプリケーションを実行することで耐障害性がさらに高まるように設計することも可能です。
この新しいAWSリージョンにより、データレジデンシーの希望を持つ顧客は、マレーシアにデータを安全に保管することが可能になるとともに、さらに低遅延を実現でき、東南アジア全体のクラウドサービス需要に対応することができます。スタートアップ企業から大企業、政府機関、非営利団体まで、さまざまなお客さまが世界をリードするクラウドの先進技術を利用して、イノベーションを推進することが可能になります。AWSは、分析、演算、データベース、モノのインターネット(IoT)、機械学習、モバイル・サービス、ストレージ、その他のクラウド技術など、最も幅広く最も厚みのあるサービス・ポートフォリオを提供しています。
顧客はマレーシアのAWSリージョンを歓迎
マレーシアの組織は、世界190カ国以上でAWSを利用している数百万のアクティブ顧客の一部です。マレーシアの企業は、革新、コスト効率の向上、市場投入までの時間短縮のためにAWSを選択しています。AWSを利用している顧客には、アストロ・マレーシア、アシアタ・グループ、バンク・イスラム・マレーシア、CelcomDigi、ジョホール・コーポレーション、PayNet、マレーシア国営石油会社(PETRONAS)が含まれます。マレーシアの公共部門の顧客は、AWSを利用してコスト削減を促進し、地元市民により良いサービスを提供できるようにしています。このような顧客には、アジア太平洋技術革新大学、BeEducation、サイバーセキュリティー・マレーシア、マレーシア統計庁、マレーシア高等教育省、ポス・マレーシア、テナガ・ナショナル(TNB)が含まれます。Baba Products、Carsome、オメスティ、StoreHubなど、マレーシアのスタートアップや小規模企業は、国内および世界中で急拡大するために、AWSを使用してビジネスを構築しています。
マレーシアの金融市場セグメントにおける全国的な決済ネットワークで共有の中心的インフラストラクチャーであるPayNetは、同社のMyDebitキャッシュレス決済システムを含む重要なバンキング・ワークロードの実行にAWSを使用しています。PayNetグループ最高経営責任者(CEO)のファーハン・アーマド氏は、次のように述べています。「当社は、リアルタイム小売決済インフラストラクチャーを運営する国内企業として、お客さまが求める信頼性、安全性、拡張性、コンプライアンスを満たすべく、AWSを活用しています。マレーシアのAWSリージョン開設により、私たちはより低遅延でクラウド・サービスを利用できるようになり、お客さまがシームレスな決済を体験できるよう支援できます。この展開によって、この地域の他の企業がスピード感を持って革新を起こし、新しい機会を発掘するための道を開くことができることを期待しています。」
50カ国以上で事業を展開するエネルギーとソリューションの世界的プロバイダーであるPETRONASは、2014年からAWSの顧客となっています。PETRONAS社長兼グループ最高経営責任者(CEO)のダトゥク・トゥンク・ムハンマド・タウフィク氏は、次のように述べています。「AWSとの連携は、私たちのデジタルソリューションを支え、クラウドを促進手段として活用することを可能にしました。また私たちは、アマゾンのワーキング・バックワーズ(逆向きに進める)メソッドを活用し、グループ全体で革新のベストプラクティスをアイデア化・拡張し、新たな成長機会を追求してきました。マレーシアのAWSリージョン開設により、私たちがAWSとの協力関係をさらに強化し、拡張性のあるソリューションを開発し、ステークホルダーに大きな価値を提供し、デジタル経済における地域のリーダーになるというマレーシアの構想の達成に一役買うことを期待しています。」
マレーシアの国営郵便・小包サービス会社のポス・マレーシアは、国内最大の配達・小売ネットワークを有し、1000万以上の住所に配達し、3500以上の小売タッチポイントを運営しています。同社のデジタル変革の一環として、ポス・マレーシアは2023年までにITインフラストラクチャーの大部分をAWSに移行する予定です。ポス・マレーシア最高戦略・デジタル責任者のスメッシュ・ラハベンドラ氏は、次のように述べています。「より良い顧客体験を提供すべくデジタル変革の旅を続けている当社にとって、AWSとの協力関係は、プロセスの合理化、ITコストの50%削減、組織の俊敏性の向上に役立っています。マレーシアのAWSリージョン開設をうれしく思い、深い分析と機械学習の取り組みを当社の業務に取り入れることにより、当社の製品とサービスをさらに発展させ、ラストマイルまでスマイルをお届けできるようになることを楽しみにしています。」
TNBはマレーシア最大の電力会社で、全国で950万を超える商業、産業、家庭の顧客にサービスを提供しています。TNBは2020年からAWSと協業し、デジタル変革の加速、顧客体験の向上、スマートエネルギー・ソリューションの開発に取り組んでいます。TNB最高情報責任者のアズラン・ビン・アーマド氏は、次のように述べています。「TNBは、デジタル変革を進め、単なる公益事業者を超える存在になることを使命としています。コンピュート、機械学習、人工知能といった世界トップクラスのAWSサービスを活用することで、革新的なデジタルサービスの立ち上げを加速し、顧客がより簡単にエネルギー使用量を把握・管理できるようにします。マレーシアのAWSリージョン開設によって、産業の効率性と俊敏性が向上し、企業がより幅広いサービスを提供し、地域の人々の生活を向上させることが可能になることを歓迎します。」
マレーシアのAWSパートナーも新しいAWSリージョンを歓迎
AWSパートナーネットワーク(APN)には、世界各地の数万社の独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)とシステム・インテグレーター(SI)が含まれます。AWSパートナーは、AWS上で革新的なソリューションとサービスを構築しており、APNは、事業面、技術面、マーケティング面、商品化面のサポートを顧客に提供することで支援を提供しています。AWSのISV、SI、コンサルティング・パートナーは、企業や公共機関の顧客のAWSへの移行や基幹業務用アプリケーションの導入を支援し、顧客のクラウド環境の監視、自動化、管理サービスを全面的に提供しています。マレーシアを拠点とするAWSパートナーには、Axrail、eCloudvalley、Exabytes、G-AsiaPacific、GHL、Maxis、Radmik Solutions、シルバーレイク・アクシス、タップウェイ、Uberfusion、Waveletが含まれます。AWSパートナーの完全なリストは、aws.amazon.com/partnersをご覧ください。
Maxisはマレーシアの大手コンバージド・ソリューション・プロバイダーであり、AWSアドバンストティアサービスパートナーでもあります。2019年に、MaxisはAWSと戦略的協業契約を締結しました。これは、4Gで実現する業界をリードするクラウド技術を提供し、組織の生産性、パフォーマンス、革新を向上させる支援をすることが目的です。Maxis最高経営責任者(CEO)のGoh Seow Eng氏は、次のように述べています。「Maxisは、マレーシアにおけるすべてのITおよび接続サービスのワンストップ・ショップとなることを目指しており、当社は、この目標を達成する上で、AWSが重要な要素であると考えています。当社は、政府のクラウドファーストの方針に沿って、マレーシアの企業に対し、世界トップクラスのクラウド・ソリューションへのアクセスを拡大し、クラウド導入を加速させて、インダストリー4.0に対応する力を与えることを楽しみにしています。」
シルバーレイク・アクシスは、企業向け技術、ソフトウェア、サービスの企業であり、AWSソフトウェア・パートナーでもあります。シルバーレイク・アクシスのグループマネジングディレクターのアンドリュー・タン氏は、次のように述べています。「シルバーレイク・アクシスとAWSの協力関係により、取引、融資、支払い、デジタルエンゲージメントなど25のオムニチャネル・アプリケーションを近代化し、デジタルソリューションの未来像を描くことができました。現在では、デジタルソリューションのさまざまな組み合わせを従量課金で顧客に提供できるようになり、あらゆるチャネル、そしてあらゆるデバイスでカスタマイズされたシームレスな顧客体験を提供できるようになりました。マレーシアのAWSリージョンは、デジタルバンキングのワークロードやインシュアテック・ビジネスに、安全かつ高性能で弾力性があり規制に従ったインフラストラクチャーを提供し、技術サービス業界にとって変革的なものとなるでしょう。これにより、私たちは新機能の立ち上げを加速することができ、顧客はクラウドの利点を活用すべく迅速に方向転換できるようになります。」
持続可能性への取り組み
アマゾンは、クライメート・プレッジの一環として、2040年までに事業全体で炭素ネットゼロを達成することに取り組んでおり、当初の2030年の目標よりも5年早い2025年までに、100%再生可能エネルギーでの事業運営を実現する歩みを進めています。2022年に、アマゾンは、1社で1年間に発表した再生可能エネルギー量の新記録を樹立し、2020年以来、世界最大の再生可能エネルギー購入企業としての地位を維持しています。アマゾンは現在、164の風力発電所と太陽光発電所、アマゾン施設での237の屋上太陽光発電プロジェクトを含む401の再生可能エネルギー・プロジェクトを世界で展開しています。アマゾンの世界的な再生可能エネルギー・プロジェクトは、稼働すれば、毎年5万6881ギガワット時(GWh)のクリーンエネルギーを生み出す見込みです。さらに、AWSは2030年までにウォーター・ポジティブを実現し、直接事業で使用する以上の水を地域社会に還元する予定です。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービスは2006年以来、世界で最も包括的で広く導入されているクラウドとなってきました。AWSは、事実上すべてのワークロードをサポートするためにサービスを継続的に拡大しており、現在、演算、保存、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、機械学習、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティー、ハイブリッド、仮想現実と拡張現実(VR、AR)、メディア、アプリケーション開発、導入、管理のための200件を超えるフル機能のサービスを31カ所の地域にある99カ所のアベイラビリティーゾーンから提供しています。また、カナダ、イスラエル、マレーシア、ニュージーランド、タイでさらに15カ所のアベイラビリティーゾーンと5カ所のAWSリージョンの計画が発表されています。最も急成長している新興企業、大企業、主要政府機関を含む数百万のお客さまが、AWSを信頼してインフラストラクチャーを強化し、即応性を高め、コストを引き下げています。AWSの詳細については、aws.amazon.comをご覧ください。
アマゾンについて
アマゾンは、4つの指針として、競争よりも顧客に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。Amazonは、地球上で最も顧客中心主義の企業、地球上で最高の雇用主、地球上で最も安全に働ける職場であるすべく懸命に努力しています。利用者レビュー、ワンクリック・ショッピング、個人に合わせたお勧め、プライム、アマゾン・フルフィルメント、AWS、Kindleダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fireタブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out技術、Amazonスタジオ、クライメート・プレッジは、アマゾンが先駆的に開始したものの例です。詳細情報については、amazon.com/aboutをご覧いただき、@AmazonNewsをフォローしてください。
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