ブラックハットがハイブリッド開催イベント「ブラックハット・アジア2022」のコンテンツ・ラインアップを発表

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サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバーセキュリティー業界で最も定評のある詳細なセキュリティー・イベントをプロデュースするブラックハットは、ブラックハット・アジア2022のブリーフィングとコンテンツのラインアップを発表しました。このイベントは5月10日から13日まで(GMT+8時間)シンガポールのマリーナベイ・サンズにおいて会場とオンラインの両方で開催される予定で、オンライン専用パスと会場パスの登録が開始されています。今年のブリーフィングのラインアップは、マルウェア、リバース・エンジニアリング、応用セキュリティー、エクスプロイト開発、クラウドおよびプラットフォームセキュリティーなど、情報セキュリティーに関する多くのトピックにまたがっており、30以上の講演が予定されています。


2022年のブリーフィングのハイライトは次の通りです。

  • Little Seal Bug:軽量の反射体からの光学的音波復元 – この講演では、軽量の反射体から音を復元するという方法を使った「Little Seal Bug」攻撃と呼ばれる光学サイドチャネル攻撃について紹介します。光り輝く物体からの空気圧の変動を利用して被害者の会話を盗聴できることを証明する一連の実験が、研究者によって行われました。このLittle Seal Bug攻撃の性能を、研究されている同類の手法と比較します。
  • フォルクスワーゲン電気自動車のハッキング – この講演の研究者は、フォルクスワーゲン電気自動車のID3モデルを含む自動車アーキテクチャーにおいて、多数の脆弱性とセキュリティー問題を発見しました。参加者は、最新の電気自動車が実際にどの程度「安全」であるかを学べます。
  • 次世代のPlugX、ShadowPadか? 中国関連のモジュラー型トロイの木馬Pangolin8RATに迫る – この講演では、中国国家主導のサイバー作戦で使用されるモジュール型マルウェアを研究し、2020年から2021年にかけてのPangolin8RAT、Tianwuによる攻撃に関する簡単な年表と、グループの今後の展開の見通しについて説明します。
  • 危険なサプライチェーン・モバイル・ボットネットによって提供されるSMS PVAサービス – このプレゼンテーションでは、SMS受信サービスを提供するモバイル・ボットネットの存在が研究者によって示されたSMS PVAサービス事業者の活動について紹介します。研究者は、発見されたボットネットの設計と運用、その他の攻撃者によるPVAサービスの使用や悪用について説明します。

5月10日~13日に2日間および4日間のトレーニングが開催され、対面式トレーニングコースとバーチャルのみのコースの選択肢があります。トレーニングコースでは、ペネトレーションテスト、IoT、マルウェア、アプリケーションセキュリティーなど、さまざまな技術について学びます。

ハイブリッドなブラックハット・アーセナルでは、オープンソース・コミュニティーの最新ツールや製品を展示し、参加者に実演デモや実地体験の提供を行います。また、マルウェア防御、エクスプロイトと倫理的ハッキング、オープンソースのインテリジェンスなど、約30のツールが展示されます。

ブラックハット・アジア2022の登録や情報については、https://www.blackhat.com/asia-22/をご覧ください。

ブラックハットについて

ブラックハットは20年以上にわたり、情報セキュリティーに関する研究、開発、動向のまさに最新情報を参加者に提供してきました。これらの著名な世界規模のイベントや研修はセキュリティーコミュニティーのニーズに応えて開催するもので、業界の最高の頭脳に結集してもらうべく尽力しています。ブラックハットはあらゆるキャリアレベルの専門家に刺激を与えることで、学界、世界クラスの研究者、公共・民間分野のリーダーらの間で成長と連携を促進しています。ブラックハットのブリーフィングおよび研修は米国、欧州、アジアで毎年開催しています。詳細情報についてはblackhat.comをご覧ください。ブラックハットはインフォーマ・テックが開催しています。

インフォーマ・テックについて

インフォーマ・テックは総合的な調査、メディア、研修、イベントを世界の技術コミュニティーに提供する市場有数の企業です。当社は600人以上の同僚を擁する国際的企業であり、20を超える市場で活動しています。当社の目的は、情報提供、教育、つながり作りのための調査、メディア、研修、イベントのブランドを通じ、より良いデジタルワールドをデザイン、構築、運営するための着想を技術コミュニティーに与えることです。毎年、7000人以上の専門家が当社の調査をサブスクリプション方式で利用し、22万5000人が当社のイベントに参加し、1万8000人以上の学生が当社の研修プログラムに参加しており、毎月400万近くの人々が当社のデジタルコミュニティーを訪れています。詳細情報については、www.informatech.comをご覧ください。

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Jenna Greene, Informa Tech
702.236.9030
Jenna.Greene@informa.com

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