ハウスウェルネスフーズの画期的なLP20®飼料が新興国の食料供給で河川や海の可能性を広げ得ることを示す研究

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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベトナムは、過去1世紀の間に混乱と苦難を相当に経験した国ですが、そこから力強く熱意をもって立ち上がり、進歩と自給自足に向けて専心しています。過去50年間、その国際舞台への参画は確実に拡大しており、商業・健康・教育への注目が高まり続けています。


魚類疾患をもたらす要因に対処する上でハウスウェルネスフーズのLP20®飼料が持つ有効性に関する研究が最近発表されましたが、これはベトナムの明るい未来への道筋における一筋の光とみなすことができます。

ベトナムは、その水産業の35%ほどがシマナマズ(Pangasianodon hypophthalmus)の稚魚の河川養殖で占められており、この栄養価の高い食糧を自国で消費するだけでなく、中国や欧州などに輸出して、世界最大の生産国になっています。

ベトナムの事例は、新興国の人々に養殖の二面性を教える多くの事例の1つです。人類が誕生して以来、養殖は文明発展の要となってきましたが、資源が限られ、ニーズが大きい場合には、養殖の潜在的な危険性が厳しくも明瞭になります。過剰に蓄えられた水は、廃棄物を過剰に発生させ、細菌・寄生虫・菌類・ウイルスを増やすことで、人間の生活に有害なものとなります。また、さらに栄養不良、衰弱、損傷、繁殖不能を来した魚を生み出します。

こうした被害に対する反射的対応が、弱った魚の魚群の生存を維持するために抗生物質を使用することでした。出費はさておき、間もなく、病気を引き起こす病原体が変異して抗生物質に抵抗性を示すようになり、それがひいてはさらに多様な抗生物質の使用につながり、危険な悪循環を引き起こしています。こうして抗生物質は食物連鎖の中に入り込み、ヒトの代謝系に現れ、予測不可能な悪影響を及ぼしています。養殖業者、消費者、極めて重要な水産業の未来にとって、明るい展望はすぐさま惨禍へと変るのです。

LP20®飼料はこの流れを逆転させることができます...

この新研究の詳細は、その劇的な影響を示しています。要約すると、研究者らは、LP20®飼料の有効成分である加熱殺菌したラクトバチルス・プランタラムL-137 株を添加した餌を試験魚に与えました。LP20®飼料の高い効果の鍵となるのは、加熱殺菌処理です。これは本菌株の特性を十分に生かしたものであり、この分野はハウスウェルネスフーズが長年にわたり査読誌に掲載された試験・研究を行い、開発プロセスを改良し続けたことを基盤として、比類なき権威を持っています。加熱処理によって細菌の細胞壁を強化し、遺伝物質を固定化できます。これにより、HK-L137は胃の上部における初期分解に耐えられるだけでなく、有効性を損なうことなく水分を含む環境下で調理・加工・保存・投与することができます。さらに、免疫サイトカインのインターロイキン12を刺激する能力とその保存可能期間は、どの生きた乳酸菌サプリメントよりもはるかに優れています。

ハウスウェルネスフーズとイムノバイオティクスの導入

イムノバイオティクスは、粘膜における免疫反応を誘発して健康を増進させます。日本における食品生産で最も信頼されている有名企業の1つであるハウスウェルネスフーズは、30年以上前から、イムノバイオティクスと、それがヒトの免疫反応を強化し、肝機能を支え、慢性疾患の原因を緩和する能力の追究を開始し、その集中的な研究と綿密な開発の集大成が、20%の加熱処理したラクトバチルス・プランタラムL-137(HK-L137)を有効成分とする当社の主力製品Immuno-LP20®です。この強力な乳酸菌は、2つの同化コースを経由します。これは信号分子のIL-12とIFN-βの産生を開始させますが、後者はウイルス複製を阻害する単一のサイトカインとしては最重要となります。その後、T細胞活性と、NK細胞および細胞傷害性T細胞(CTL)のエフェクター細胞の産生を促進することで、自然免疫を高め、適応免疫反応の補助としての抗体産生を促進します。

ハウスは、Immuno-LP20®の世界的な成功の後、LP20®飼料を開発しました。これは、抗生物質と、病気に強い家畜品種の育成という、コストがかかり、信頼性が低く、時間のかかるプロセスに取って代わるものです。陸上家畜および水産家畜の両方におけるイムノバイオティクス療法をつらぬく原則は、病気と闘う力が生物の生きた細胞すべての中に既に存在しているということです。今回の研究の前にも、LP20®飼料は、バナメイエビナイルティラピアなど他の水産資源で目覚ましい効果を証明済みです。当社は最近、EUで家禽、豚、サケの補完飼料として販売を開始しました。

証拠は食物連鎖の中にある

本研究から、HK-L137添加飼料を与えたシマナマズの稚魚は、通常の飼料を与えた対照魚と比較して、最終体重と比増殖速度が高いことが分かりました。また、生存率が高く、寿命が長く、飼料転換率・体重増加率・タンパク質効率に優れ、繁殖能力の向上を示しました。さらに、ベトナムの河川養殖場における実際の条件を反映して、最も深刻な細菌性疾患である細菌病原体のEdwardsiella ictaluriによる細菌性壊死病 (BNP)という細菌負荷を、試験のサブグループに与えました。試験群の一部にこの病原体を注入したところ、いずれの場合もHK L-137添加群の累積死亡率は対照食群よりも低くなりました。

魚の健康増進、養殖の成功拡大、経済的安定性の向上はすべて、20%のHK-L137を含み、まさに細胞レベルで免疫力を高めて健康を維持するLP20®飼料の力が源です。この新研究は、ハウスウェルネスフーズの画期的なLP20®飼料の有望性を示すものであり、またしばしば壊れやすいものの、常に希望に満ちた世界を共有できる未来を指し示しています。

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Satoru Onoda
Onoda_Satoru@house-wf.co.jp

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