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鈴木知事の北海道は、北海道にいるベトナム人材の満足度の向上やベトナム人材の受入促進を図ることなどを目的として、ベトナム政府との間で人材育成の協力促進に関する覚書を締結した。
覚書が締結されることとなった背景は、北海道では人口減少や少子高齢化が進み、さまざまな産業や地域で人手不足が深刻化しており、道内の外国人労働者は、ベトナム人材が最も多い11,565人となり、そのうち技能実習生が最多の8,139人となっており、道内外の監理団体のベトナム人材の受入拡大意欲が高くなっていたためであるとしている。
そのため、昨年11月の鈴木知事のベトナム訪問において、覚書の締結について基本的な合意をし、その後にベトナム労働・傷病兵・社会問題省海外労働管理局との間で調整を行ってきた結果、覚書を締結することとなった。
覚書における主な連携事項は、『北海道に来るベトナム人材の送出し・受入れに対して、イベント、セミナーなど双方の機能・任務に従い協力して取り組む』『新制度下でも来道するベトナム人材のため、安心して働ける環境づくりに取り組む』となる。
覚書締結の効果は、「北海道にいるベトナム人材の満足度の向上」「ベトナムにいる人材の北海道についての認知度向上」「本道におけるベトナム人材の受入れが促進」となるとしている。