海保はベトナム海上警察職員への能力向上支援、立入検査・制圧訓練

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、今年度第1回目のベトナム海上警察職員に対する能力向上支援を実施したことを発表した。

海上保安庁では、平成27年9月に署名された「海上保安庁とベトナム海上警察との間の協力覚書」に基づき、ベトナム海上警察への支援を実施している。今回は、この枠組みに基づき、9月10日から16日にかけて、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門「海上保安庁Mobile Cooperation Team (MCT)」3名を、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みでベトナムに派遣する支援を実施することとなった。

今回実施した支援では、立入検査及び制圧訓練に関する講義を実施するとともに、違法薬物事案を想定した立入検査訓練及び犯人の検挙時に必要となる制圧技術の訓練を実施し、ベトナム海上警察の法執行能力の向上を支援した。これらの支援に加え、ベトナム海上警察職員と意見交換を行い、今後の支援内容について協議した。

海上保安庁では、今後も各国海上保安機関への能力向上支援を行い、自由で開かれたインド太平洋の実現に貢献していく方針であることを表明している。

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