このページの所要時間: 約 1分7秒
日本の環境省は、ベトナムとの間における海洋ごみの管理等に関する協力を実施する。
環境省では、世界的な課題である海洋ごみ問題に取り組むため、「ASEAN+3海洋プラ スチックごみ協力アクション・イニシアティブ」のもと、中国及び韓国と連携・協力してASEAN諸国の海洋におけるプラスチックごみ削減のための取組を支援してきた。
今までのベトナム社会主義共和国に対する協力は、令和元年度より研究者及び政府担当者の人材育成のための研修を行い、令和2年度には海洋ごみモニタリングの分野における協力に関する基本合意書を締結していた。今回は、
この合意書の終期に伴い、協力を更に進展させるため、日本の環境省とベトナムの天然資源環境省は、海洋ごみの管理等に関する協力に係る基本合意書に合意した。
基本合意書における協力活動は、『ベトナム周辺で海洋ごみ共同パイロットモニタリング調査・研究の実施』『モニタリングや処理を含む、海洋ごみ(廃棄物)管理に関する人材育成研修の実施』『海洋ごみ(廃棄物)管理に関する知見共有、マニュアル等の策定』『プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書(条約)の策定に向けた政府間交渉委員会(INC)における連携』『モニタリングデータの共有』『その他両国が合意した事項』などとなる。