国際協力銀はイオンのベトナム新規出店に融資

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日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、イオン株式会社のベトナム社会主義共和国における事業展開を支援するため、株式会社みずほ銀行との協調融資を実施することを発表した。

イオンは、2021年から2025年中期経営計画の下で、アジアを中心とした海外事業拡大へ向けた投資の加速を掲げている。こうした中、イオンは今後の急速な経済発展及び人口増加から小売市場の需要拡大が見込まれるベトナムを最重点国と位置づけ、ベトナムにおけるGMSの出店を加速し、事業の拡大を目指していた。

そのため、JBICは、こうしたイオンの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するため、融資を実施することを決定した。JBICとしては、イオンのベトナム法人「AEON VIETNAM CO., LTD(イオンベトナム)」との間で、同社のビンズオン省新規出店向けに融資金額約3百万米ドル(JBIC分)、ロンアン省新規出店向けに融資金額約21百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約をそれぞれ締結した。この融資は、いずれも株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額はそれぞれ約5百万米ドル、約36百万米ドルとなる。

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