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ベトナム共産党系メディアは、ベトナムで生産された高級品種「ST25米」を、日本政府の内閣府のメニューに初めて導入させることに成功し、ベトナム米輸出戦略で一歩前進したことを発表した。
ベトナム政府では、農林水産物の海外輸出を積極的に推進しており、日本の米市場への進出の機会をうかがっていた。今回は、これらの取り組みの一環として、きらぼし銀行が日越企業のパイプ役となり、スパイスハウス株式会社と三冨実業が協力することにより、実現することとなった。内閣府の紹介パンフレットでは、「ST25米」はベトナムの有名なおいしい米であり、植付け、品質監視、収穫、包装、保存までが確実に行われていることが紹介されているとしている。
ベトナム側の見解としては、ベトナムの米は日本の料理とも調和しているとの見方もあるうえに、日本に在住しているベトナム人から母国の米を食べたいとの要望もあり、すでにタイ米を使用しているエスニック料理店への売り込みにも明るい見込みはあるとして、日本市場への進出を本格的に進出していく。