静岡県は多言語AIチャットボットにベトナム語を追加、博報堂が支援

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静岡県の知事直轄組織である知事戦略局広聴広報課は、都道府県初として、県民サービスセンターに設置している県庁案内タッチディスプレイに多言語AIチャットボット「ObotAI」を導入し、日本語に加え英語とベトナム語の言語設定を追加し多言語化を図ることを発表した。

今回の取り組みは、令和4年8月1日から令和5年3月31日までの期間にかけて、試験的に実施されるものとなる。この期間を終了後、令和5年度以降の運用を検討する。

今回の実験目的は、『デジタル技術を活用し、問題の解決、県民サービスの向上を図ること』『AIの学習機能により目的別検索機能の拡充を図り、来庁者の目的に合わせた案内を適切かつ迅速に行うこと』となる。

実験内容は、『チャットボットの案内終了後、回答結果が「参考になった」かどうか利用者にアンケートを行う』『AIの学習機能により、アンケート結果がどのように推移していくかを確認する』『実験終了後、回答精度やコスト等を勘案し今後の運用を決定する』となる。

多言語化については、『令和4年8月1日から英語、令和4年9月からベトナム語での案内を追加する』『チャットボットシステムのみ対応』となる。

チャットボットシステムは、『名称:「ObotAI」』『利用者が質問した内容に該当する担当の部署名、電話番号、案内図等を回答する』『ネイティブ翻訳による正確な多言語対応が可能』『「話し言葉」や「書き言葉」等の自然言語を対象として、それらの言葉の意味をAIが様々な方法で解析する』『利用履歴やアンケート結果から改善や追加すべき内容を最適化する』『FAQを月1回程度更新し最新の情報を掲載する』『検索内容の音声入力も可能』となるものである。

なお、導入支援は、(株)静岡博報堂、(株)博報堂プロダクツ、(株)ObotAIが実施している。

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