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日本の防衛省・自衛隊は、ベトナム防空・空軍に対して、2月14日から17日にかけて航空救難分野の能力構築支援を実施したことを発表した。
防衛省・自衛隊は、自国が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する能力構築支援を、東南アジア地域などを中心として実施している。今回は、この取り組みの一つとして、ベトナムへの支援が実施されることとなった。
訓練が実施された場所は、ベトナム社会主義共和国ハノイ市となる。支援対象となったのは、ベトナム防空・空軍の約25名となる。日本から参加した要員は、防衛省防衛政策局参事官付、航空幕僚監部及び航空自衛隊航空救難団に所属する航空自衛官4名となる。
現地に派遣された航空自衛隊航空救難団などの要員は、捜索救難に関する知見の共有や実技支援を行ったほか、ベトナム側からも同様の説明が行われ、双方にとり有益なものとなったとしている。航空自衛隊としては、「新たな段階に入った日越防衛協力」のもと、本事業を通じ、日越空軍間の防衛協力をさらに発展・強化していく方針である。