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日本の国土交通省とベトナムの建設省は、「下水道分野における日越技術セミナー(気候変動への対応)」を開催した。
このセミナーは、平成30年5月に国土交通省とベトナム国建設省の間で締結された「建設及び都市開発分野の協力に係る覚書」に基づき、両省の協力のもと、日本の下水道技術の紹介や理解の促進を目的として実施されたものである。
参加した者は、日本側からは国土交通省、在ベトナム日本大使館、横浜市、滋賀県、神戸市、北九州市、大阪市、日本下水道事業団、JICA、山形大学、民間企業15社となる。ベトナム側からは、建設省、天然資源・環境省、ハノイ市、ハイフォン市、ビン市、キエンザン省、クアンニン省、カインホア省となる。
実施されたプログラムは、「ベトナム下水道事業における気候変動に関する現状課題と対策」「下水道分野における課題解決に向けた政策と技術開発」「下水道資源の農業利用の最前線ー山形県鶴岡市におけるビストロ下水道の取組」「高速ろ過システム」「アンモニアセンサーを用いた曝気風量制御および消化ガス利用について」「観光資源保護のための高度処理」「横浜市の浸水対策事例紹介」「ヴィン市の浸水対策紹介」「SAR 衛星データを活用したリアルタイム浸水予測システム」「ベトナムにおける推進工法による下水道整備の紹介」「クボタの浸水対策ポンプシステム」「雨水貯留施設の防食に適用できる耐食性コンクリート」「ポンプゲート技術について」となる。