ベトナムのホストでアジア海上保安機関長官級会合が開催

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日本政府が主導して開催している「第17回アジア海上保安機関長官級会合(HACGAM)」が、ベトナムのホストによるオンライン形式で、12月7日から8日にかけて開催された。

今回の会合に参加したメンバー国・地域は、ASEAN加盟国からはブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、ラオスが、その他の地域からはオーストラリア、バーレーン、バングラデシュ、中国、インド、日本、韓国、モルディブ、パキスタン、スリランカ、トルコ、香港(中国)、ReCAAP-ISCとなった。日本の海上保安庁からは奥島高弘長官が出席した。

今回の会合では、『HACGAM ウェブサイトの正式運用に関する合意』『フランスの HACGAM 正式加盟を承認』『「捜索救助」、「海洋環境保全」、「海上不法活動の予防・取締り」及び「人材育成」の 4 分野について各国発表事項』『共同声明採択』が行われた。

採択された共同声明は、ベトナム海上警察による初の試みとなるオンラインHACGAM開催にかかる多大なる努力と素晴らしい調整と支援に感謝し、国家間の海上保安に関する連携が地域の海上交通安全の確保と促進に有効であると確認し、安全で美しいアジアの海を確かなものとするため、この連携を維持・発展させることに同意している。

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