愛知県はベトナム語医療通訳者の募集開始、ベトナム人急増で

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愛知県の社会活動推進課多文化共生推進室は、急増するベトナム人に対応するため、あいち医療通訳システムの医療通訳者におけるベトナム語の医療通訳者の募集を開始した。

愛知県の見解によると、県内には全国で2番目に多い約27万人の外国人が暮らしている。これらの外国人は、日本語が分からないために医療機関などへ行くことができないことや、日本語の分かる友人などと一緒に行くことができても、医療に関する専門的な言葉でコミュニケーションをとることが難しいことがあるとしている。そのため愛知県では、外国人にも安心して医療機関などを受診してもらえるように、県内の医療関係団体、大学、及び全市町村とともに「あいち医療通訳システム推進協議会」を2012年に設立し、英語、中国語、ポルトガル語など14言語の医療通訳者を派遣するサービスを行っていた。今回は、急増するベトナム人に対応するため、ベトナム語の医療通訳者の募集が開始された。

募集対象者は、社会生活に必要なベトナム語及び日本語を十分に理解し、使うことができる程度の語学能力があり、医療通訳者として派遣に応じる意志のある者となっている。20 名程度の採用を予定している。募集してきた者に対しては、語学能力試験、基礎研修、認定試験、登録、現場研修、派遣開始などを行う予定である。謝礼は、依頼内容のレベルにより、2時間3,000円又は5,000円となり、別途、交通費も支給される。

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