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日本政府がベトナムで実施しているODA円借款事業「ホーチミン市都市鉄道1号線」において、車両が到着したことにともない、ホーチミン市都市鉄道管理局(MAUR)により車両到着式典が開催された。
ベトナム最大の都市であるホーチミン市では、人口の急増や所得水準の向上に伴い、車両台数も増加している。一方で、公共交通インフラ整備が進んでおらず、交通渋滞の深刻化、交通事故の増大、大気汚染の悪化などが生じており、バスなどの輸送能力や道路網の拡充では交通需要増に完全には対応できていなかった。そのため日本政府は、ホーチミン市における都市鉄道の建設を支援しており、今回は車両が到着することとなった。
開催された車両到着式典には、日本側からは山田大使、総領事、JICAベトナム事務所所長、JICAホーチミン出張所所長と、このプロジェクトに携わっている日立、三井住友建設、清水建設・前田建設JV、住友商事、NJPTの関係者などが出席した。ベトナム側からは、ホーチミン市党委書記、ホーチミン市人民委員会委員長、ホーチミン市人民評議会議長、ホーチミン市ベトナム祖国戦線委員会委員長、ホーチミン市人民委員会副委員長、ホーチミン市都市鉄道管理委員会委員長などが出席した。