国交省はベトナムの都市開発事業へのJOIN出資等を認可

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日本の国土交通省は、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構「JOIN」が、三菱商事株式会社と野村不動産株式会社とともにベトナムのホーチミン・グランドパーク都市開発事業に参画するために、この事業に最大約 112 億円の出資を行うことを許可した。

日本政府などが交通事業・都市開発事業の海外市場への日系事業者の参入促進を図るために2014年10月20日に設立された「JOIN」と、三菱商事・野村不動産が参画する今回の事業は、ホーチミン市東部に位置し、ベトナム最大手の不動産デベロッパーである「ビンホームズ」が推進するグランドパークプロジェクト内の第 2 期約 26ha の土地において、約 1 万戸の住宅及び店舗等を整備する大規模都市開発事業となる。ビンホームズのベトナムでの住宅開発の信頼性に加え、日系両社が国内外で培ったまちづくりのノウハウを活用し、ベトナムにて不足している質の高い中間層向け住宅の整備を行い、先端技術や設備の導入を図り、まち全体のスマートシティ化を推進し、経済面だけでなく、社会面や環境面への貢献の実現を目指していくこととなる。

今回実施される事業は日系両社にとって東南アジアにおける過去最大の取組みであり、ノウハウの更なる蓄積などを通じて海外での本格的な大規模都市開発事業の展開に寄与することが期待される。

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