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駐ベトナム日本国特命全権大使に、山田滝雄氏が4月12日に着任した。
山田大使は着任の挨拶で、「コロナウイルスで世界中が入国管理を厳しくする中、ベトナム政府のご理解を得てほぼ予定どおり着任させていただいたことに感謝しています。私の任務は、先ず第一に、今我々すべてが直面しているコロナウイルスの問題を乗り切るために、日本とベトナムの間でしっかりと協力することだと思っています。そして、それを土台にして、近年目覚ましい発展を遂げている日本とベトナムの関係を、どうすれば真の意味での『戦略的関係』に出来るのか、それを皆さんと一緒に真剣に考えて実現したいと思っています。私は、2004年に日本外務省のASEAN担当課長になったことを皮切りに、その後初代ASEAN代表部大使、南部アジア部長、国際協力局長として、東南アジア、そしてベトナムと様々なかかわりを持ってきました。2023年、日本とベトナムは、外交関係樹立50周年の記念の年を迎えます。その重要な節目の年に向け、何をするべきかを真剣に考えて行動すること、これが私の大使としての一大テーマだと思っています」との旨を述べた。