陸上自衛官がPKO活動でベトナムに重機の操作訓練

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日本の外務省と防衛省・自衛隊は、国連活動支援局が実施する国連PKO支援部隊早期展開プロジェクト(RDEC)の一環として、ベトナムにおいて実施されるベトナム人民軍の工兵要員を対象とした重機の操作訓練に、日本の陸上自衛官19名を派遣することを発表した。

日本政府は、PKOの早期展開を支援し質の高い活動を実現するため、平成26年の国連PKOハイレベル会合において、安倍総理から重機などの装備品供与と各国要員への重機操作訓練をパッケージで行っていくという貢献策を表明していた。その後は、合計で164名の陸上自衛官を派遣し、アフリカ諸国の工兵要員276名に対し重機操作訓練を実施してきた。2018年に国連がこのプロジェクトを初めてアジアと同周辺地域で実施することを決定したことにともない、日本の防衛省もベトナムに要員を派遣することとなった。

陸上自衛官が派遣される期間は、11月4日から12月13日となる。派遣される場所は、ハノイ近郊のベトナム人民軍第249工兵旅団駐屯地となる。派遣される要員は、3等陸佐などの19名となる。派遣される部隊は、ベトナム人民軍の工兵要員に対する重機の操作や整備の教育を行う予定である。

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