ベトナムにおける福岡方式処分場の整備支援事業がJICA採択

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画像提供:福岡県
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福岡県は、ベトナムにおける「福岡方式処分場」の整備支援事業が、JICA草の根技術協力事業に採択されたことを発表した。

福岡県ではアジア諸地域の環境問題の解決に貢献するため、環境協力を推進してる。この取り組みの一環として、ベトナム中部のフエ省より「福岡方式処分場」の導入に係る支援要請を受けたため、2018年10月にフエ省との間で処分場の整備に関する覚書を締結していた。また、独立行政法人国際協力機構(JICA)からの支援を受けるため、JICAへ「草の根技術協力事業」の申請を行っていたところ、このたび採択されたものです。

今回採択された事業は「トゥアティエン・フエ省における福岡方式処分場整備支援」として、平成32年4月から平成35年3月にかけて3年にわたって実施される予定である。事業費は40,294千円となる予定であるが、今後のJICAとの協議により変動の可能性がある。この支援事業の主な内容は、「福岡方式処分場の施工、維持管理等に係る現地技術指導の実施」「福岡方式処分場の施工、維持管理等に係る訪日招聘研修の実施」「フエ省行政官や住民に対する3R意識啓発セミナーの実施」となる。なお、福岡県がベトナム国内で福岡方式処分場の整備、維持管理に関する技術支援を実施するのは、ハノイ市に続き今回が2件目となる。

この事業が実施されることにより、ベトナム国内に福岡方式処分場が普及展開するとともに住民の3R意識が向上し、今後はベトナムにおいて廃棄物の減量化が進み環境改善に大きく寄与することが期待される。

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