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日本の総合商社である丸紅株式会社は、自社が100%出資する丸紅泰国会社と「Mitr Phol Sugar Corp., Ltd.(ミトポン社)」が、タイにおけるバイオベース製品関連事業及び再生可能エネルギー開発の戦略的協業に関する覚書を締結したことを発表した。
この覚書は、タイ最大の製糖会社であるミトポン社が保有する農業残渣を含めた、あらゆる農業由来のリソースを活用し、バイオベース製品の原料開発と、包装資材・食器などの製造・販売及び再生可能エネルギーの開発・導入などを目的とするものとなる。
今後は、この覚書に基づき、丸紅泰国会社とミトポン社は、丸紅グループが持つ知見・技術、販売ネットワークとミトポン社が有するアグリビジネス分野での優位性・革新性を活用し、化石燃料由来のプラスチック削減及び再生可能エネルギーの開発・導入など、幅広い脱炭素ビジネスの実現に向けて検討し、タイ政府が重点施策に掲げる「Bio-Circular-Green経済」への貢献を目指す。
なお、丸紅泰国会社は1974年に設立されており、ライフスタイル、フォレストプロダクツ、食料、アグリ事業、化学品、電力、エネルギー、金属、インフラプロジェクト、建機・産機・モビリティなどの分野において、輸出入及びタイ国内取引などを展開している。