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菅義偉内閣総理大臣とタイのプラユット・ジャンオーチャー首相兼国防大臣は、日・タイ首脳電話会談を4月9日に実施した。
会談では、新型コロナに関しては、菅総理大臣から、ワクチン接種に不可欠な保冷設備等コールド・チェーン整備のため、6億円規模の支援の実施に向けてタイ側と調整していく旨が伝達された。プラユット首相からは、日本の新型コロナワクチン関連支援に対する謝意が伝えられた。
経済協力に関しては、菅総理大臣から、特にタイが主導するACMECS(エーヤワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略)との協力について議論していきたい旨が述べられた。プラユット首相からは、二国間の経済関係の一層の強化に向け、引き続き菅総理大臣と緊密に連携したい旨が述べられ、タイのTPPへの加入に向けた検討状況について説明が行われた。
ミャンマー情勢に関しては、菅総理大臣から、重大な懸念を有しており、ASEANによる事態打開に向けた取組を評価しており、これを後押ししていく旨が述べられた。