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茂木敏充外務大臣はタイ王国のドーン・ポラマットウィナイ外務大臣と電話会談を5月13日に開催した。
電話会談で両大臣は、新型コロナウイルス感染症に関して、この感染症に対応していくためには国際連携が引き続き重要であり、国際的・地域的なサプライチェーンを確保して必要な物資が滞らないようにすることの重要性を確認した。茂木大臣からは、タイ国内での日本企業のマスク増産、アビガン錠の提供、技術支援・医療物資供与などの日本からタイへの協力について説明し、ドーン大臣からは謝意が表明された。
TPP11協定に関しては、茂木大臣からは、年内のタイの加入交渉開始に向けて必要な支援をしていく考えは今も変わらず、TPP11をめぐるタイの政治情勢を注視しており、正式な加入申請を行うならば日本としては全力で応援したいとの旨を述べた。ドーン大臣からは、現在はタイ政府内で検討中であり、引き続き日本政府と連携していきたいとの発言が行われた。