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海上自衛隊の海上幕僚監部は、平成30年度外洋練習航海(飛行)を3月16日から4月29日にかけて実施しタイのサタヒップに寄港するとともに、タイからの留学生を含めた平成31年近海練習航海を3月16日から5月20日に実施することを発表した。
今回の外洋練習航海を実施する目的は「初級幹部自衛官として必要な知識及び技能を修得させるとともに、幹部自衛官として必要な資質を育成し、加えて訪問国との友好親善の増進を図る」ものとなる。参加する部隊は、第8護衛隊司令1等海佐が指揮官を務める護衛艦「すずつき」となり、人員は第71期飛行幹部候補生課程修了者44人(女性3人)を含む約250人となる。また、この訓練ではタイのサタヒップに寄港する。
平成31年近海練習航海を実施する目的は、「初級幹部に対し艦上における訓練作業を通じて遠洋練習航海に連接するために必要な基礎的事項を修得させ、艦内生活への慣熟を図り、初級幹部としての素養を育成し、シーマンシップを体得させるとともに、我が国及び海上自衛隊の現状を理解させる」ものとなる。参加艦艇は、練習艦「かしま」「やまゆき」と護衛艦「いなづま」となり、人員は第69期一般幹部候補生課程修了者約190人(うち女性約23人とタイ王国留学生1人)を含む約700人となる。